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伝説巨神イデオン

「threezeroX竹谷隆之 イデオン」が1/29に予約販売開始!

伝説巨神イデオン, threezeroX, 竹谷隆之Japan Admin

「threezeroX竹谷隆之 イデオン」の予約販売はthreezeroストアにて日本時間1月29日午前10時からスタート!
同日正午頃から、グッドスマイルカンパニーさんを通しての日本国内の予約案内も開始予定です。


伝説巨神イデオン
threezeroX竹谷隆之 イデオン

threezeroが世界中の様々なアーティストとともに、それぞれのユニークなスタイルにてリデザイン版の可動フィギュアをハイエンド商品として展開していくのがthreezeroXシリーズです。
竹谷隆之氏とのコラボレーションは、そのデザイン、原型制作、そして開発に合計5年以上の歳月を掛けた「threezeroX竹谷隆之 イデオン」!

デザインと原型を手掛けたのは世界的に著名な造形家、竹谷隆之氏。
『機動戦士ガンダム』で知られる富野喜幸氏が1980年に監督したアニメ『伝説巨神イデオン』に基づき、遥か太古に滅んだ謎多き「第6文明人」という異星人の手による遺跡であるというそのコンセプトを強調するかたちで、竹谷氏は主役ロボット「イデオン」をこの度リデザイン。
人類とはかけ離れたテクノロジーの産物であることを見せるため、竹谷氏はその表面に、装飾なのか機能的意味があるのか判然としない幾何学模様を散りばめました。
そして全体のフォルムは、原作アニメのデザインに見られる要素は残しつつも誇張し、異星人の文明によるものであることを表現。
これらのクリエイティブなリデザインを経ても、特徴的な赤と色の塗り分けを施すことで、誰が見ても一目で「イデオン」だと判るものに仕上がりました。

「threezeroX竹谷隆之 イデオン」は肩を含めて全高約46cm(ツノを含めた頭頂部の高さは約42cm)で、指の関節を含めて全身に125箇所以上の可動ポイントを有するフル可動フィギュアです。
大サイズのフィギュアにて安定した確かな可動を実現するため、内部にはダイキャスト製の金属フレームを採用。
目、イデオンゲージ、手首のイデオンソード放出口など、5箇所以上にLED発光ギミックを搭載。
その全身には、竹谷氏の手による塗装モデルを再現した精密な塗装が施されています。
また、イデオン本体と違和感無くマッチするように竹谷氏がデザインした特製のアクションスタンドも付属します。

【仕様】

  • デザインアレンジ・原型制作: 竹谷隆之

  • 原型制作協力: 藤岡ユキオ・谷口順一・磨田圭二朗

  • 肩を含め全高約46cm(ツノを含めた頭頂部の高さは約42cm)

  • 125ヶ所以上の可動ポイントを有するフル可動フィギュア

  • ダイキャスト製内部フレームを搭載

  • 目、イデオンゲージ、手首のイデオンソード放出口など、5箇所以上にLED発光ギミックを搭載

  • 竹谷隆之氏の手による塗装モデルを再現した精密な塗装

  • 竹谷隆之氏デザインのアクションスタンド付属

  • 要AG1電池×10個(電池別売り)

【素材】

  • ABS、PVC、POM、亜鉛合金

【threezeroストアでの価格】

  • 999US$+送料

【予約販売開始時期】

  • threezeroストアにて2021年1月29日午前10時開始
    (日本国内一般流通では同日正午ごろ案内開始予定)

【出荷時期】

  • 2021年第4四半期予定

※画像は開発中のものです。最終商品とは異なる場合があります。
©SUNRISE

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「threezeroX竹谷隆之 イデオン」が近日予約販売開始

伝説巨神イデオン, threezeroX, 竹谷隆之Japan Admin

「threezeroX竹谷隆之 イデオン」がカミングスーン!
そのプロトタイプをウィンターフェスト threezero×Awesomeismのポップアップ展示会(於 香港のモールThe ONE)にて1月23日から1月31日にかけて展示いたします。

※画像は開発中のものです。最終商品とは異なる場合があります。

関連記事: 「threezeroX竹谷隆之 イデオン」コンセプト

「threezeroX竹谷隆之 イデオン」コンセプト

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【「threezeroX竹谷隆之 イデオン」デザインアレンジのコンセプト By 竹谷隆之】

「伝説巨神イデオン」のテレビ放送を僕が初めて観たのは再放送で、美術の専門学校生だった時でした。それまでガンダムなどのロボットアニメを通過してこなかった僕としては、イデオンは同級生の境くんがオススメする超シリアスなアニメーション作品として、境くんの解説つきで小っさいブラウン管に見入ってた記憶があります。その印象は独特というか異色というか…とにかく忘れがたい存在になったのは間違いありません。僕がとくに惹きつけられた設定は、イデオンが“地中から発掘された大昔の異星人が造った遺物”ということでしたが、当時そのデザインがパッと見は発掘された異文化の産物には…見えづら……いや、地球人の既成概念を裏切るこの色このカタチこそが!第6文明人のオーバーテクノロジーとして説得力があるんだ!と言い聞かせ、自分なりのデザインにアレンジ妄想するにも脳内の引き出しの数や深さがまだまだ足らないことを棚に上げ、頼まれてもいないのに勝手に「これはリデザイン無理っだなー」と思考停止しておりました。
時を40年近く経まして、threezeroからお仕事の依頼を頂いたときに“ロボットものでなにか”ということでしたので、過去に自分の技量不足で挫折したほろ苦いイデオンの思い出が(誰も頼んでないって)突如頭の中によみがえり、専門外・分不相応感絶大なのは分かっていても「今だったらどんなのができるんだろ」という好奇心に勝てずに引き受けさせていただきました。
そういえば、三十数年前に小林誠さんのところにアルバイトに行ってる時、小林さんがアレンジして作るイデオンを手伝ったことがありました。作業は胸のあたりをエポキシパテでムニュムニュっとやったくらいですが、アレンジ画が「こんなにしちゃっていいんですかっ!?」という異常にカッコよくシビレる絵で、小林さんは「いいのいいの」なんて言ってましたが、あんなに振り幅の激しいアレンジは未だ見たことがない…あっそれでまだ若い僕は「ああ、このくらいまでアレンジしてもいいんだー」と刷り込まれ、その後いろいろと問題……いえいえ!人のせいにしてはいけません!それから時が経ち大人になった僕は元のデザインを最大限尊重してアレンジするように心がけているんですホントです。なので、今回は“元のデザインにあるものはある”という法則で!…とはいえ、タイヤやキャタピラは……オーバーテクノロジー感になじまないので、あれは地球人が勝手につけたってことにして!“第6文明人が造った当初の姿に思いを馳せて”をアレンジコンセプトにいたしました。あっでも変形合体は当初からあったんだっけ……これカタチのツジツマ合いませんがそこはCG変形ってことで!何言ってんだごめんなさい。


まずはアレンジ画から進めるわけですが、全体のプロポーションと同時に顔(に見えるところ)のアレンジも重要なので、あの顔の何が“イデオンらしさ”なのかをあらためて観察・分析しました。シンプルなデザインだけに、ちょっといじると「ジムでもいいじゃん」とか「ガンキャノンぽくね?」てなことになるので慎重に…結局、個々のパーツを強調していくという当り前の手法に落ち着き、バイザー的な部分はツルンとクリアーパーツじゃなくってラジエーターというかシリンダーのギザギザみたいになってて、あの横方向に走る光を連想させつつメカ的な構造感をねらうとか、アオリで見たときに覆いかぶさり巨大感を強調するためにモヒカン的な部分を大きくしてみたり、アンテナ的な部分の“ヤマト感”をちょっと変質させて先を重そうにして他の部分とのバランスをとってみたり、全身には地球のテクノロジーから遠い感じを思わせるため“装飾なのか機能的意味があるのか判然としない”幾何学的パターンを散りばめるという…ああだんだん作るのが大変なデザインになってきたぞーと思いつつも問題先送りで一応のアレンジ画を描いてから、立体作業へ移行します。

そこで悩ましいのは、こういう左右対称のメカならデジタルデータで作成して3Dプリンタで出力するのが正しいというか、とるべき段取りというか、手で作るのムリでしょというか……ですが、巨大モノだし頭が小っさいのでできるだけ大きく作りたい→大きいと出力費用超高い→知り合いの会社の仕事したギャラと交換でフォルムだけデータ作成&出力をお願い→でもディテールまでは諸事情でムリなので作図してエッチングパーツを発注→出力品にエッチングパーツ貼るが手が足らないので藤岡ユキオさんにお願い→藤岡超絶に貼り込むがスケジュールと予算の都合で6割がた貼ったところで谷口順一と磨田圭二朗にバトンタッチするも藤岡の貼り込みに合わせるのに超苦労!→結局大幅に締め切りを(何度も)伸ばしていただき予算も使い切り…→こんなことなら最初からデジタルで最後まで作って出力したほうが…→でもなんとかヒーヒー言いながら完成!→すると結局「スキャンしましょうか…」とthreezeroさんからご提案いただき!笑ってください僕の段取りの悪さを!こんなやり方で作るのは史上最後ではないでしょうかねーアハハ(お前が笑うんじゃねえ!)。おかげさまでデジタルデータ化して関節などの可動部を仕込んでいただき製品となるので素晴らしい精度のものになりますので結果オーライ!……ですよね。
僕としてはこれから、第6文明人の古代遺跡として屹立する姿を経年感バリバリで仕上げてみたいと思っています。そんな場面はないんですが、きっと似合うと思うんです。

竹谷隆之

【プロフィール】

竹谷隆之(たけやたかゆき)
造形家。1963年12月10日生まれ。北海道出身。阿佐谷美術専門学校卒業。映像、展示、ゲーム、トイ関連でキャラクターデザイン、アレンジ、造形を手掛ける。
映画「シン・ゴジラ」ではキャラクターデザイン、「巨神兵東京に現る」で巨神兵の雛形制作、「ジブリの大博覧会・王蟲の世界」の雛形制作・造形監修を担当。

主な出版物:
「漁師の角度・完全増補改訂版」(講談社)、「リボタケ本」(二見書房)、「造形のためのデザインとアレンジ 竹谷隆之精密デザイン画集」(グラフィック社)、「ROIDMUDE竹谷隆之 仮面ライダードライブ デザインワークス」(ホビージャパン社)、「畏怖の造形」(玄光社)など。

※画像は開発中のものです。最終商品とは異なる場合があります。

ワンフェス上海にて「threezeroX竹谷隆之 イデオン」原型を展示

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先週末に開催されたワンダーフェスティバル2020上海でのthreezeroブースにお越し下さった皆様、ありがとうございました!

このイベントにて「threezeroX竹谷隆之 イデオン」の原型を初公開いたしました!
当原型は竹谷氏ご本人の手によるもので、まだスミ入れのみで正式な塗装は施されていません。
最終商品とは異なる旨、ご了承ください(監修中です)。