「ロボ道 ダンクーガ(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」のデザインコンセプトは、元のデザインのシャープさ、その角度、そして丸みを強調しつつ、ディテールのレイヤーを加えることにより筋肉を彷彿させる陰影を作り出し、「人型」としてのデザインを強調することでした。
この商品用にダンクーガをアレンジするにあたり、4体のマシンの人型形態での見た目のみならず、それらが戦車形態や動物形態に変形した際の見た目も考慮しなければならなかったため、デザイン作業は複雑なものとなりました。さらにそれら4体の個別のマシンが合体して、ダンクーガモードになれるよう、その構造も考える必要がありました。
デザインが固まったあと、残るチャレンジは変形フォーマットや可動を実際のフィギュアとして実現しつつ、さらにその製造工程やコストも考慮しなくてはならないことでした。開発チームは研究開発に時間を掛け、元のダンクーガから大きく差別化した「ロボ道 ダンクーガ(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」用の変形フォーマットを実現してくれました。
開発チームからの提案を受け、アレンジ版デザインのイラストと、実際のフィギュアでの可動との、両方のバランスを取ったものが徐々に出来上がっていきました。そうして最終的な「ロボ道 ダンクーガ(ケルヴィン・サウ アレンジ版)」が完成しました。
Kelvin Sau